ベトナム人 のイメージ

ベトナムと言えば、真っ先に思い浮かぶのは、アオザイですね。そのアオザイの国の ベトナム人 ってどんな性格を持った人たちなんでしょう?

 ベトナム人 アオザイ

べトナム人 は、54の民族から構成され、キン族が多数で人口の86%を占めていてます。国土は、南北に1,650kmと細長い地形になっていて、当然そこに住む人たちの気質も北部、中部、南部で違っていると言われています。日本でも東京人はちょっと冷たく、大阪人は馴れ馴れしいなどと言われているのと同じですね。実際には、人それぞれで、こうだ!って決めることはできないと思いますが、でも最近は、ベトナムはとても日本人にとっても身近な存在になってきているので、日本人の中にもおぼろげながらベトナム人のイメージというのが、できてきているのではないでしょうか。

私は、ベトナムに住んでわずか2年です。それ以前にも仕事や旅行で数回訪れていたのでその時に感じたベトナム人のイメージというものを持っていました。だからといって、ベトナム人を語るというのは、非常におこがましいのですが、その短い2年の間に、「あ、これって、やっぱり日本人と違うな」と感じたベトナム人の性格や行動がいくつかありますので、それを紹介したいと思います。

 

住んでみてわかったベトナム人

  •  まじめで勤勉か?

全体的にはそうだと言えます。しかし日本人を基準にするとちょっと違うかなと思ってしまいます。アジア諸国の中では…ということです。逆に日本人がまじめすぎるんですね。でも、それで、残業なんてしないだろうと思ってたんですが、それがするんですね。日本人と違ってだらだらと毎日やるんじゃなくて、プロジェクトスケジュールが押しつまったら、徹夜だろうがやってます。ちょっと驚きでした。そういう意味では、やっぱり勤勉でしょうか。

  • 計画性がないか?

ほぼ正解だと思います。その日が楽しいことが一番のようです。夢は追い求めますが、そのために具体的な計画を立てるのは苦手な人が多いようです。毎日を楽しく過ごすことが一番で、1週間後の約束なんてあまりあてになりません。その日が近づいてきたら、必ず念を押しましょう。仕事でも同じです。もしベトナムでオフショア開発をやる場合は、進捗についてはしつこいくらい何度も確認しましょう。

  • 向上心が強いか?

ベトナムでは、ジョブ・マーケットが比較的活発なため転職のチャンスが豊富です。これを利用するためか、自分が今持っていない知識を取り入れようとする努力はやっています。通訳者でもプログラミングを勉強したいという声は何度も聞きました。また新しい物好きなようで、新しい技術への興味はとても高いようです。

  •  時間を守らないか?

はい、まず守りません。「3時から会議ね」といっても3時に顔を出すのは、良くて1-2割。3時になって、ようやく自席を立って会議室に向かうのはまだいい方でした。でも日本のお客との会議なんかだと、ちゃんと合わせられるんですよね。やればできるけど、そんなに必要がないと思ったところは手を抜いてますね。でも東南アジアの人たちは、まぁこんなものでしょう。

  • プライドが高いか?

ビジネス面においては、プライドは高いと感じます。質問しないで自分の解釈で勝手にやってしまうこともありますし、自分の考えへの反対意見はなかなか聞く耳を持ちません。やっていることをあれこれ詮索されるのも嫌なようです。この辺は、つき合う上での注意事項でしょう。

  • いつも騒々しいか?

道路では、いたるところでクラクションが鳴らされ、街中でも平日からビールを飲んで盛り上がっています。それは許せるんですが、前にいた会社(ベトナムの大手IT企業)では、就業中でも大きな声で話したり、笑ったり。まぁ、どこでも騒々しいのがベトナムなんだなと思っていました。ところが転職してきた今の会社では、全然雰囲気が違っていて、とても静かで仕事に集中できます。大声で笑う奴なんていないんですよね。社風というか、会社ごとに違っているようで、一概にベトナム人はいつも騒々しいとは言えませんね。メリハリもありそうです。

  • 親切か?

そうなんです、親切です。私が外国人だからというのもあるのかもしれませんが、色々助けられています。2度ほど財布を落としましたが、無事に出てきましたし、銀行や病院の付き添い、アパート探しなど、助けがなければとても苦労したに違いないこともとことん付き合ってくれます。特に友人には、とても親切にしてくれるようです。ベトナムで持つべきものは、なんといっても親しい友人です。

  • 距離が近い?

近いです。物理的な距離のことなんですが、これはよく感じます。特に、相手が女性の場合は、本当に勘違いしそうになります。喫茶店でも日本では、テーブルをはさんで対面に座りますが、こっちでは隣に座ってきます。これに慣れるまで、ちょっと時間がかかってしまいました。これは、まあいいんですが、空港のカウンターや会社の食堂で並んでいる時、ピタッと後ろにつけられるのはいやですね。「もうちょっと離れてくれ!」と言ってしまいそうになります。

  • 家族を大事にする?

本当に大事にします。通常は、残業はせずに家に帰ります。また、ハノイ、ホーチミン、ダナンなどの大きな町には、近郊の小さな町から働きに来ている人が多いんですが、よく週末には実家に帰って、家族と一緒に過ごしています。一番大事なものは家族で、仕事はそのための手段というのが一般的な考え方のようです。

  • 自分の写真を撮るのが好き?

好きですねえ。ベトナム人のFace Bookを見れば、日本人との違いがよくわかります。色んなポーズで、いわゆる究極の一枚をアップしています。「え?これ、だれ?」と思うのもしばしばです。また結婚の記念写真なんかはもうすごいの一言です。有名な観光スポットなどにわざわざ行ってアルバム一冊分ぐらい撮ってます。でも、恋人がいない女性が自分の写真をスマホの待ち受けにしてる姿もなかなかかわいいものです。

 

 ベトナム人 バイクに乗る人たち

このように、いろいろな面で少し日本人と違っているベトナム人ですが、世界を見渡すとこれほど日本人と相性のいい人たちは、そうはいないのではないかと感じています。ベトナムの交通マナーは、決して良いとは言えず、バイクはしょっちゅうクラクションを鳴らしています。でも、クラクションを鳴らした相手に、「うるさいなあ」と文句を言おうとして、ちょっとにらんで目が合った時、彼らはニコッと笑うんですよね。これで、怒る気も一気に失せてしまうような感じで、本当にいい人たちだなあとしみじみ思います。

 

株式会社BAPでは、東京の事務所に常駐するベトナムの開発者と日本語で話ができ、Skypeなどを用いて現地の開発者の生の声を聞くことができます。開発に関するご相談やお問い合わせはこちらまで。