中学生でもわかる!ブロックチェーンの仕組み

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ブロックチェーンという言葉は知っていても、ググってみると何やら難解な単語がたくさんでてきて混乱しますよね。今回は、ブロックチェーンって何なの?何ができるの?という方に向けて、概念と仕組みを中学生でも分かりやすいように説明していきます。

 

1.ブロックチェーンの概念

ブロックチェーンと聞いて、仮想通貨を想像する人が多いのではないでしょうか。確かに、ブロックチェーンはビットコインと関連が強いため、ブロックチェーン=仮想通貨と思っている人もいるようです。しかし、ブロックチェーンは仮想通貨ではなくビットコインを動かす基盤として登場した技術で、例えるなら「インターネット」のように大きな概念なのです。

TEDという世界的な講演会で未来学者のドン・ダブスコット氏はこう言いました。

 

”今後2〜30年で、最も大きなインパクトがあるであろう技術が現れました。
ソーシャルメディアではなくビッグデータでもロボティクスでもなく人工知能でさえありません。

それがビットコインのようなデジタル通貨の基盤にある技術だと言ったら驚くかもしれません。 これは「ブロックチェーン」と 呼ばれています。
そんなに輝かしい響きの 言葉ではありませんが私はこれが次のインターネットになると信じており
あらゆるビジネス社会そして皆さんの1人1人に大いなる恩恵を約束するものと見ています ”

-出典:ドン・ダブスコット「ブロックチェーンはいかにお金と経済を変えるか」
TEDホームページの翻訳から引用)


このようにブロックチェーンはパーソナルコンピュータ、インターネットに続く第3のIT革命として注目されています。今あなたが当たり前にインターネットを使っているように、ブロックチェーンは数年後人々の生活にもっと身近なものになっているかもしれません。

 

2.ブロックチェーンの仕組み

ブロックチェーンは、よく「分散型取引台帳システム」と表されます。この仕組みについてとても簡単な例で説明をします。例えば、あなたが誰かとお金のやり取りをした場合、家計簿などに記録をつけますよね。ブロックチェーンはそういう家計簿=取引台帳をみんなで共有するという仕組みです。

 

ブロックチェーン 分かりやすく解説 取引台帳例えば、太郎さんは花子さんに3BTC送りました。そして、その情報を台帳に書き込みたいとします。

ブロックチェーンをわかりやすく解説 取引情報が伝達される

その場合、「太郎さんは花子さんに3BTC送りました。」という取引内容を台帳共有しているみんなに知らせることになります。このように取引が起こったことをみんなに知らせる動作を放送(ブロードキャスト)と言います。

 

ブロックチェーンをわかりやすく解説 全員で確認する

放送があるとこのネットワークに参加している全員が「確かに太郎さんは花子さんに3BTC送ったね」という確認作業をします。確認作業を終えると太郎さんは自分の台帳に取引情報を書き込むことが出来るという仕組みになっています。したがって、このネットワークは全員が台帳を共有しているので中央で管理する人が必要ない仕組みになっています。

 

3.ブロックチェーンのメリット

上記の説明でブロックチェーンは「台帳をネットワークに参加してるみんなで共有するしくみ」ということはお分かりいただけたと思います。では、なぜこれが新技術として注目されているのでしょうか?従来のシステムと何が違うのでしょうか?

3-1.落ちない

なんとビットコインは2009年から約10年間ずっとシステムが落ちずに動き続けています。これは、ビットコインがブロックチェーンのP2Pネットワークという落ちない仕組みで動いているためです。従来のシステムと比較してみましょう。

ブロックチェーンの仕組み P2Pネットワーク

左は銀行などで使用される中央サーバー管理です。顧客がお金のやり取りをする際、中央のサーバーにアクセスが集中します。アクセスが集中したり、事故が起こったりして銀行のサーバーが落ちるとお金のやり取りはできなくなっしまします。右は仮想通貨に使用されているP2Pネットワークです。P2Pは中央のサーバーがなく各端末がお互いに繋がって認証し合うことで成り立っています。要するに、誰もが顧客でありサーバーでもあるのです。したがって、ひとつの端末がシャットダウンして情報を失っても、すべての端末が同じ情報を持っているので、コピーされた情報がその端末に上書きされるという形で復旧できる仕組みになっています。

 

3-2.安い

中央サーバー管理は、アクセスが集中しても落ちないように、2重にも3重にもバックアップしてシステムを作る必要があるので、膨大な費用と時間が掛かります。一方、P2Pネットワークは中央の大きなサーバーを設置する必要がないので低コストで済みます。また、安いというメリットはユーザーにとっても同じです。あなたが銀行で送金する場合、数百円の手数料と1-3日ほどの日数が掛かります。特に、海外へ送金する場合は、いくつかの銀行を経由するため、手数料も必要な日数も倍になってしまいますよね。一方、P2Pネットワークを採用している仮想通貨は個人での取引なので手数料が安く反映が速いというメリットがあります。

 

 

4.最後に

なぜブロックチェーンがこれほど騒がれているかというと、金融以外にも使える優れた技術だからです。ブロックチェーンは様々な取引・やり取りを証明できるため、投票や証明書発行、不動産登記にも活用することができます。実際にブロックチェーンを使った様々なサービスが登場しており、その可能性は無限大とも言えるでしょう。

 

株式会社BAPは2016年からブロックチェーン開発を手がけています。大手企業のコンサルティングから有望なスタートアップまで幅広い経験を積むことが出来ました。見積依頼、コンサルティングの依頼、開発委託などのお問い合わせはいつでも受け付けております。

どうぞお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちらまで。

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